暁鐘パレオゾイック  ひらがなはこちら

途切れることのない
闇吹く風の中
果てなく落花して
巻き戻る記憶は

太母の温かな
羊水の底
誰もが罪科を
もたなかった神の御世

千年羽ばたいた翼も
原生の細胞へ帰化する
目を閉じ身を委ねてただ聴け
小さき胸鳴り響いた警鐘


途絶えることのない
いのちの摂理に
喪った浄さを
探して手を伸ばす

そうしてもういちど
その胎を破り
産まれまた己が身に
契り合った火を灯せ

億年抱かれた素肌は
完世の遺伝子へ孵化する
目覚めよ夢は最早終わりと
細腕で打ち鳴らした暁鐘


留められた過去も
刻みとった現在も
銀河のひとひらに
風化してゆくけど

この現そ身もまた
誰かの母となり
星へと返るなら
それも悪くはない

幾年観続けた双眸が
白濁に塗れゆくその前に
生死の隔ても知らなかった
あの頃に還りましょう
いつの日か

この胸に脈打つ
早鐘を重ねて



題名:暁鐘パレオゾイック(ぎょうしょうパレオゾイック)
原曲:無間の鐘 〜 Infinite Nightmare / 『ダブルスポイラー 〜 東方文花帖』より
編曲:みっつん / Applice

一言:今回のCDのエロ担当。