Under the Planisphere  ひらがなはこちら

北の空へゆく風にはためき
褪せた星図があの日の名を呼んだ

ねえ、もしも扉ひとつ開け放つだけで
どこにでもゆけたなら楽しいでしょうね
不自由な生き方を
何もかも捨ててしまうなんて
できないけれど

夢見てた世界のそのかたちと
迎えた時代とが違っても
幾億の歴史を手渡しながら
無限を人は観てきた

君の瞳が追う境界線に
触れたかった星探して
仰ぐ空と宙をつなぐ浪漫の
名前を口ずさむのよ


しまい込んだ我楽多のありか
忘れるのが大人になるってこと?

ねえ、この引き出しを覗き込むことだけで
何時にも帰れたなら良かったでしょうか
何か変えられるくらい強い気持ちを
持てたかは分からないけれど

描いてた未来の半分でも
叶ってるのなら幸せ 
ひとかけの希望がここにあれば
幾つの夜も謳える

時を越え瞬く神話の粒
つなぎ止めた糸なぞって
銀河をゆくための羅針盤は
はるかな思い出を指す


錆び付いて軋む星座盤に
ふたりで刻んだ未来は
今でも絶え間なく声をたてて
私を宇宙へ誘う

もがいて夢を見て空見上げて
今日も私達は生きているの



題名:Under the Planisphere(アンダー・ザ・プラニスフィア)
原曲:車椅子の未来宇宙
編曲:うどんタイマーP / Saga Novel

一言:未来といえば某ネコ型ロボット。蓮メリちゅっちゅ。